タイトルは「猫とアジの南蛮漬け」となっていますが、テーマは「猫が油を舐める問題」です。
揚げ物はしない主義です!(堂々と自慢することではありませんね・・・)
が・・・。
豆アジが安かったのです!!
ざっと見ても20匹は入っている。なんでこんなに安いんだ。あと100円高ければ悩むのに・・・。しかも、地物のシールが購買意欲をそそる・・・。
豆アジと言えば「南蛮漬け」。
揚げ物、揚げ物か・・・。でも、大掃除で換気扇も洗うし。その前に揚げちゃえばいいかな、とついうっかりその場のノリでアジを買ってしまったのです。
そして、買った後でふと思う・・・。
「お魚〇〇えたドラ猫~♪」
そう調理にあたっての問題は、揚げ物ではなく、我が家のにゃんずだったのです。
我が家はオープンキッチンです。
猫を飼うならクローズキッチンがおススメなのですが、マンションを購入した時はそこまで考えていませんでした。
紅茶豚を作っています。1時間くらい茹でるので、椅子をキッチンに持ち込んで、にゃんずを見張ります。
紅茶豚ができました。くろは興味津々。
にゃんずは必ずしも妨害に来るわけではありません。その時の気分次第。でも、一度始まると何日が続きます。そして飽きるのか、いつの間にか来なくなり、その繰り返しです。
カウンターに前足を乗せた時点で、すかさず叱ります。これ以上は危ない!
が、何度叱っても奴はくる・・・。
ちなみにそらはコンロの下に居座る場合が多いです。
豆アジのさばき方は簡単です。
包丁いらず。指でエラとワタをつまんで除くだけ。
でも、手作業なだけにカウンターに登ったにゃんずを抱いて降ろすことができません。(声で叱っただけでは降りない場合が多々あり、その時は抱いて降ろしています)
魚をさばいた後は揚げるので、今回は最初から完全防備で挑みます。(にゃんずをケージに入れるか悩みました)
まずは前面を塞ぎます。(新聞紙を折ったゴミ袋はさばいたアジのゴミ用です)
そして出入り口も封鎖。
両方とも猫が飛び越えられる高さですが、これだけの高さがあれば防波堤にはなります。
案の定、魚をさばき始めるとにゃんずはやってきました。
フェンスの周りをウロウロ、ウロウロ。私が檻に入っていて、猫に見られている気分です。
ともあれ、豆アジをさばいて、揚げて、熱いうちに南蛮酢につけてと、無事に準備は終了。
アジの南蛮漬けは美味しくいただきました(^^♪
そして、お片付けをして、しばらくして・・・。
気が付くと・・・。
にゃんずがコンロに上がって、舐める舐める! 油が残っていたかと、もう一度コンロ周りを拭きなおして、お風呂に入り・・・。
お風呂から出たら、またしてもにゃんずががっつりコンロ周りを舐めていました!
アジの揚げ油はそんなにうまいのか!?
今までにないしつこさです!!
そして翌日。
パート先から帰宅すると、小豆ほどの大きさの紺色の物体が部屋に散らばっていました。「なんだこれは」と手に取ってみると正体はゴム。
ゴム!? なんでゴム!?
ゴムを辿っていくと、なんとまな板がリビングに落ちていました。まな板のふちの滑り止めのゴムだったのです!
まな板は定位置から3メートルは移動しています。
昨日のアジの南蛮漬けでは、魚は手開きなのでまな板は使っていません。
よって考えられるのは、また板の滑り止め部分に付着した「揚げ油」を噛んだのではないでしょうか・・・。
今までの経緯からいって犯猫はくろです。
異食症のくろは一度噛み(食べ)始めると、しばらく同じものを噛む傾向にあるので危険です!
もしかしたら、少したべちゃったかも!? とっても心配です。
翌日同じような大きさで、かつ滑り止めのゴムの無いまな板を購入して、交換しました。
滑り止めがないと、やはり少し滑るので、まな板の下に台ぶきんを置いて使用しています。
にゃんずはどんなに掃除をしていても、ガス台を舐めます。
シンクにも入りたがるし、冷蔵庫の上にも登ります。
オープンキッチンなので完全防備は無理なのですが、出かける時はできるだけの対策はとっています。が、私もまだまだですね・・・。
にゃんずの安心・安全を目指してこれからも頑張ります!
では最後に犯猫くろまめのアップを・・・。
いや、絶対反省してないでしょ! またやるって顔してるよ!!