2018年3月に以前からダンナと話し合っていた「終の住処(仮)」に引っ越しました。
そして現在(2020年01月)は引っ越し先で、待望の猫暮らし中(^^♪
これはアラフィフ夫婦が今後の事を考えて、その引っ越しに至るまでのお話で「暮らし替え①住み替えるってなに?」「暮らし替え②売却から購入までの流れを決める」の続きです
引っ越し先の希望や売却から購入までの流れまでが決まったところで、いよいよマンションの売り出し作業に入ります。
ところで皆さん、マンションを売却したことってありますか?
私はありません! 全てが手探りです( ゚Д゚)
相場を知る
売却を真剣に話し合い始めた2016年夏ごろから、不動産の大手情報サイト「スーモ」をよく見るようになりました。
まずは自分のマンションが中古市場でどのくらい価値があるのか。興味ありますよね?
いや、興味しかないですよ! 需要無くして、供給はありません!
するとですね、私たちが住んでいたマンションにも、売りに出されている部屋がちらほらあったのです。スーモの中古マンション⇒マンション名入力で簡単に検索できます。
恐るべし、ネット社会。以前では考えられないことだわ。
半年ぐらい見続けていると、掲載が無くなったり(売れた?)、価格が改定されたり、その下げの幅もいろいろだったり・・・。(販売価格については、マンション購入時の価格表をとってあったので、新築販売当時からの下げ幅を確認したり)
同じ部屋でも、複数の不動産屋さんが掲載してたり、一社だけだったり。部屋の写真が多かったり、外観だけだったり。
と、なかなかに参考になったのです。
売れた?の意味は、掲載が無くなったので売れたと思っていたら、数か月後にリノベされて同じ部屋が販売されていたからです。同じマンションなので、入り口に「オープンハウス」の立て看板が出たり、ポストに広告が入ったりとチェックは容易です。
とにかく「自分が買う立場で」スーモを見続けました。
同時に近隣の同じような条件の中古マンションもチェックしました。
この作業によってわかることは、愛しの我が家の現在の相場です。
マンションの査定
相場が分かったところで、いよいよ査定です。
そう、見も知らぬ不動産会社に「うちっていくらで売れますか?」プラス「仲介してもらえますか?」とお伺いをたてるのです。
私がどうしたかというと、複数の不動産会社に一括して査定が申し込める一括査定サイトを利用しました。
が、この一括査定サイトというのもなかなかの難物・・・。簡単申し込みはいいけどさ、どうやって数社を選んで申し込めばいいわけ・・・!?
初回の入力は途中で断念しました・・・。
いろいろ考えて&調べた結果、大手2社、地元2社の計4社に絞って査定を申し込むことにしました。
↓不動産一括査定サイト。不動産会社登録が日本最大級で1700社以上。
まずは気軽にインターネット上でと思われるでしょうが、住所や広さ、築年数など、査定と名が付くからには詳細入力は必須です。また申し込んだ以上、基本的に全ての不動産会社から、即リターンがあると思って間違いありません。(無かったら、その時点でその会社は候補から外した方がいいです)
メールや電話などで回答がくるので、申し込みをする時点で、対応ができるよう心構えが必要だと思われます。またその後の週末なども、あまり予定は入れない方がいいでしょう。
査定はまず一括ネット査定。
次に個別訪問査定となります。
具体的に言えば2016年12月10日(土)一括査定送信。メールや電話などで4社とやり取りして、そのうちの3社に訪問査定をお願いしました。査定は翌週の週末17日(土)、18日(日)の2日間。
訪問査定は夫婦2人で対応しました。
共通の財産ですし、不動産屋選びは重要な売却への第一歩です。
一括査定⇒訪問査定の後は、夫婦会議の始まりです。で、どこに頼もうか?
不動産会社を選んで契約を結ぶ
大手2社、地元1社に査定を頼んだわけですが、うち1社は相場以上の金額を提示してきたので却下しました。契約を取るための見積もりと思えたからです。半年間の流れを見ていたので、その金額で売れるはずがないことは分かっていました。
不動産屋さんはあくまで仲介で、査定価格で不動産屋さんが購入してくれるわけではないのです。
消去法で残りは2社。どちらの営業さんも丁寧な対応に、見やすい資料。甲乙つけがたし。
営業さんは皆さん過去にいついくらで私たちが住んでいるマンションが売れたか、資料を持ってきてくれました。ネットでの販売価格から、値引き交渉が入り、双方合意のもと価格が決定となるようです。
複数の不動産屋さんに売却依頼をかけることも可能だけど(一般媒介契約)、そうすると窓口が増える分対応が面倒。スーモなどを見ていても、同じ物件が何度も出てきて見難くなってるし。
デメリットもあるけど、専任媒介契約が自分たちには合っているように思える。
「お前が話しやすい方にしたら? どうせ今後のやりとりはお前がするんだし・・・」
このダンナの一言で、直感で不動産会社を2社から1社に絞りました。
12月23日(祝)打合せ及び部屋内の写真撮影。
年末から年始にかけては謄本や権利書など、媒介契約に必要な書類の用意。
明けて2017年01月07日(土)媒介契約。
01月10日(火)いよいよ売り出しがスタートしました!
内覧
期待に胸膨らませてスタートした、マンション売却ですが、出だしから不調でした・・・。
とにかく、内覧の申し込みが来ないのです。
専任媒介契約なので、2週間に1回は売却報告の義務があります。売り出しのサイトへのアクセス数自体少ないのですから、内覧まで繋がるわけがありません。
売り出し1ヶ月半にして、内覧は1回のみ・・・。売れる予感がしません。
そこで02/25(土)に不動産屋さんと相談した結果、販売価格を200万円ダウンしました。するとその翌週から、ぽつぽつと内覧が入るようになったのです。
そうか、高かったのか・・・。
03月に入ってからは毎週末、内覧。でも、手ごたえは無し。
「日当たりが・・・」「見晴らしが・・・」「急坂が・・・」
はい、はい、その通りです。我が家のマイナス面は、誰よりも住んでいる私たちが承知しておりますとも・・・。
また同じマンション内でも売りに出ている部屋があり、よくそこと比較されました。金額が多少高くとも、上階の方が人気ですね。実際うちより先にそこが売れました。
年度末(03月31日)で不動産屋さんの担当営業が転勤となり、我が家の担当は営業所長に引き継がれ、この先どうなるんだろうなムード。
売買契約
年度が変わり4月。そろそろ売り出しから3か月も経とうとする04月08日(土)。
務めて丁寧に内覧に対応するも、気分はブルー。「今日もダメだったね」などと、夫婦間の会話も沈む・・・。
が、ここからが急展開。
04月13日(木)。新しく担当となった営業所長から電話が入りました。
えっ、先週の土曜日に内覧に見に来た方が買うって? えっ、来週の木曜日の夜は時間がとれるか? えっ、売買契約ですと!?
なぜ、こんなに驚いたかと言うと、今までで内覧に来られた方の中で、一番買いそうになかったからです。気に入った気配などまったくありませんでした。
うちのなにが気に入ったの!? 夫婦ともに???でした。
「価格交渉が入りましたが、02月末に200万下げたので応じる必要はないと思います。この金額で行きましょう!」と、新しく担当となった営業所長さんは強気でした。周辺の物件と比較しても下げる必要はないだろうとの意見でした。
住民票や印鑑登録証明書など、必要な諸々の書類を用意。
2017年04月20日(木)。営業が終了した夜の不動産屋さんにて、売買契約は行われ、手付金をいただきました。
大丈夫ですか!? 契約しちゃいましたよ!! (人生初の高い売り物にビビるうちら夫婦)
ともあれ、無事、売買契約は終了致しました。
やった、売れたよ! 良かった(^^♪
2017年01月07日の媒介契約から、売却活動を経て、04月20日の売買契約まで約3か月半。
本当にこの期間で売れて良かったです。長引けば長引くほど売れにくくなりますものね。
中古マンションを購入する場合、売買契約後に住宅ローンの本審査があり、それが約1.5か月くらいかかるそうです。購入者は本審査後にローンが組めます。「居住中につき引き渡し日は相談」とさせていただいたので、双方合意のもと、引き渡しは2か月後の06月23日に決定致しました。
さあて、引っ越しだ!!
続きは「暮らし替え④引っ越し先を検討する(2017年春~初夏)」にて