2018年3月に以前からダンナと話し合っていた「終の住処(仮)」に引っ越しました。
結婚してから4つ目の住居です。仮住まい中(3つ目の住居)のベランダは狭く、室内で観葉植物を育てるのみでした。
さあて、終の住処(仮)だ。今までの経験を踏まえて、ベランダガーデニングを楽しむぞぉ~!!
ベランダガーデニングの前提条件
マンションのベランダ部分は共有部分です。
よって、まず管理規約を読みましょう。
またこれは言うまでもないことですが、避難経路を塞いではいけません。
避難経路を使うような事態では、絶対テンパって、或いはパニクっています。すぐ移動できるからと言って、ちょっと土を置きっぱなしにしたりするのもNGです。
マンションの大規模修繕について
当然のことながら、建物は劣化します。建った時が一番新しくて、後は古くなるだけ・・・。
よって建築基準法で築10年を経過したタイル張りのマンションは、築13年までに「外壁の全面打診調査」または「修繕工事」のどちらかを行うことが定められています。
2人暮らしの1つ目の住居である賃貸のアパートから、2つ目の住居である新築のマンションに引っ越したのは、2000年03月の事でした。
マンションの購入はもちろん初めて。ちょっと高いなと思いつつも、オプションでベランダにタイルを敷きました。
タイルを敷くとベランダ全体がおしゃれになりますよね。当時はとても気に入っていました。
が、やがてやってきたマンションの大規模修繕のご案内。新築マンションに入居してから11年目のことでした。
マンションの大規模修繕中は原則的にベランダにものを置くことはできません。案内ではエアコンの室外機以外は全て撤去とのことでした。
植物に関しては仮置き場が用意されるので、そちらに移動とのこと。(水やりは自己責任)
実はこの時点でいろいろあり、ベランダに植物はほとんどありませんでした。
でもタイルは入居当時のまま敷いてありまして、これを撤去しなくてはなりません。
タイルの上はたまに掃除していたものの、タイルの下は11年間手つかずの状態です。はがしてみると、まあ汚い!
小雨降る中、ダンナと2人で無口に作業すること幾星霜・・・。期限ぎりぎりでタイルの撤去は完了しました。
そして一度はがしたタイルを再び敷き詰める気力は生まれず・・・。そのまま処分することとなりました。
何枚か残しておいて、また敷こうかとも考えましたが、そうするとタイルを洗って、乾かして、保管して(どこに!?)となり、それもなかなか面倒・・・。
タイルよ、11年間ベランダを飾ってくれてありがとう。いまここで、さらばと言う私を許してださい。
この経験から十数年後に行われる大規模修繕を前提に、ベランダガーデニングを楽しむことにしました。
50歳で引っ越したので大規模修繕は60~63歳頃になるかと思います。よって、アラカンでも片付けられるベランダガーデニングが理想です。
ルールその①「重いものは置かない」
<コンテナについて>
コンテナ(鉢やプランターなどの植物を植える容器の総称)には素材や大きさ、柄や色など、様々な種類があります。
今回のベランダガーデニングの条件は「大規模修繕時後も続けられるベランダガーデニング作り」なので、私がコンテナに求めるものは「軽さ」です。
よって雰囲気がある素焼きやテラコッタなど重い鉢は除外します。重い鉢+土+植物+水分だと、鉢を置いたら最後移動できません。できたとしてもぎっくり腰です。老体に鞭打つことにならないよう、鉢は軽いプラスチックに限ります。
プラスチックのコンテナの利点はその軽さと保水性の良さです。もちろん欠点も有ります。外気を通さないので、気温に比例して温度が上がります。また寿命が短めです。
最近のプラスチックコンテナはおしゃれなものが多いですね。
大きさは私が移動できるだろう重さまで。スクエアなら写真の30㎝角、高さ27㎝、容量12ℓまで。これ以上のサイズは買わないこと。
2018年03月に引っ越し、最初の1鉢を用意したのは06月のことでした。実際に秋の台風前にはベランダの壁際にまとめて避難させたり、台風後にベランダの床掃除をしたりで、ここまでが自分で楽に動かせる重さの限界だと確認できました。
コンテナ下のプレートは最初は用意していなかったのですが、底から土が少しづつ流れ出てベランダが汚れるので、後から買い足しました。
重たいものを置かないと、ベランダの掃除は格段に楽になります(^^♪
コンテナを移動して床を掃除、また移動して床を掃除。
半年に1度のペースで全面を掃除すると、いつでもすっきり、きれいなベランダがKEEPできます。以前のように床のタイルを剥がしたら、あまりの汚さに絶句なとど言う事態にはなりません👍
<コンテナを乗せる台または床材について>
ベランダガーデニングの問題の1つは夏の暑さ対策です。
熱帯夜の続く昨今。コンテナを台に乗せたり、一部床材を敷いたりしようかなと検討中です。
2018年06月に最初の1鉢から初めて、現在は丸2年経過の2020年05月。コンテナは少しずつ増やして、植物は失敗したら諦めて、他で再チャレンジしてを繰り返しています。
2018年の秋に寄せ植えしたガーデンシクラメンは、2019年の夏を乗り越えました。
台と床材はそれなりに重いし、無くてもいけるならやめとくか!?
ルールその②「動かせないものは置かない」
<エアコンの室外機カバーについて>
夏の暑さがしゃれにならない近年、マンション住まいにエアコンは必需品。そのエアコンは室内機と室外機が2つで1セットになっていて、その室外機がベランダガーデニングを邪魔します。
それを解消するアイテムがエアコンの室外機カバー!
正直、設置したい!!
むき出しの室外機はあまりにも見た目がヨロシクない!!
が、ここはぐっと我慢して室外機カバーは設置しません!
設置した場合、見た目はよくなるけど、エアコン稼働時の空気が逃げにくくなるし、掃除もしにくくなります。なによりも室外機カバーって大規模修繕時に外しますよね!?
実は私、子どもの頃から図画工作が大の苦手なのです。つまり現在はDIYがとっても苦手・・・。
その私が60歳過ぎに室外機カバーを外して、掃除して、家の中で保管して、また設置してって無理。絶対無理・・・。
<ベランダ物置について>
ベランダに収納があるととっても便利です。またその収納場所利用して、立体的にベランダを演出することが可能です。
でも私がベランダに置いておきたいものって、ガーデニング用品だけなんですよね。
つまりは余った土、鉢底の石、支柱、プラスチックコンテナ、ジョウロ、小さいほうきと塵取りのセット、小さいデッキブラシ。例外で猫のトイレ用ゴミ箱。
ベランダ物置も置いたら最後、動かせません。しかも恐ろしいことにそこに収納があると余分なものまで入れてしまいます。
というわけで、室外機カバーと同じくベランダ物置も設置致しません!
将来的には動かせる棚ぐらいなら、置くかもしれませんが・・・。
まとめ
50歳からマンションで楽しむベランダガーデニング条件。
それは、大規模修繕時に60歳過ぎの体力で対応することを考慮して、移動できないものは置かないということです。移動できないものとは重たいもの、及び固定されるもを指します。
その上で、今後、レイアウトやテーマなどを考えていきたいと思います。
目標は「リビングから見て、目隠しにもなる緑の空間」です。
猫目線だと緑豊かなベランダですが・・・。
人目線だとまだまだですね・・・。(新緑がきれい!)
ベランダガーデニングは始まったばかり。どんな風にしようかなと、今後の楽しみがいっぱいです(^^♪