今回の主役はくろ(くろまめ:2019年8月現在約1歳3か月)です。そら(そらまめ)は友情出演💖
我が家の甘えん坊なビビりくん。最近のお気に入りのお休み所は、ケージ上のベットとなっております。
くろには一つ問題が・・・。ねこあるあるですが「ウールサッキング(異食症)」なのです。
ウールサッキング(異食症)
食べ物でないものを食べる行為を「異食症」といいます。人間だと子どもや妊婦さん、認知症の方などが発症しやすいそうです。
異食症は猫にもあります。
ウールサッキングは異食症のなかでも、布(ウールに限らず綿、麻、絹など)を食べる症状をいうそうです。(広くは段ボールやビニールなどを含む場合もあります)
シャム猫などの東洋系の猫種に多いので遺伝的な問題が考えられたり、子猫時代に母親と十分な時間がとれなかった愛情不足が原因だったりと、猫にもいろいろあるようです。
にゃんずをお迎えしたのは2019年03月24日。まだ肌寒いのでケージ内には毛布を入れていました。
そらが敷いている赤い毛布は保護主さんからの頂き物です。「匂いがついているから、安心すると思うの」との好意で、ありがたく頂戴しました。この時、使っていただろう毛布に穴はありませんでした。
しばらくはケージ内で過ごさせていたので、ウールサッキングには気が付きませんでした。慣れるまではと、ケージ内の掃除もトイレ以外は控えていましたし・・・。
が、ある日衝撃が!
うんちに赤い塊が!!
最初は血便かと焦りました。が、考えてみればこんなに鮮明な血便はありえません。
よくよく見ると頂いた赤い毛布がウンチとして大量に排出されていたわけです。(写真はあるけど💩写真なので自主規制致します)
ウールサッキング(異食症)の原因
Q1:猫の種類(シャム猫などの東洋系の猫に多い問題)
くろは全身が黒いので黒猫です。髭も肉球も爪も黒の正統派黒猫。東洋系なのか!? むしろシャムミックスのそらの方が食べそうなのですが・・・。
Q2:母猫の愛情不足(2か月未満で母親と離された子猫に多い問題)
くろは子猫の頃に母親と子猫3匹で保護されました。つまり生まれてから我が家に来る迄の、10か月間は母親と一緒です。(同じケージで、仲良し親子だと保護主さんから伺いました)
Q3:食事が気に入らない、もしくは足らない(栄養不足問題)
よく食べるし、残さないし。元気よく遊んでいるし。体型的にはむしろ標準~ちょいポチャの部類なのですが・・・。(そらは完全にちょいポチャです)
Q4:脳の異常、または病気(病気が原因な問題)
嘔吐、下痢はありません。無駄吠えはあるけど、気にするほど多いとも思えないし・・・。
原因について他にもいろいろ考えてみましたが、結局分かりませんでした。
ウールサッキング(異食症)への対応
2019年04月中旬。ウールサッキングと言うからには、ウールじゃなきゃいいのか!とバリバリボウルの上の毛布をクッションカバーに変更してみました。
が、敗北。翌週には穴が開いておりました・・・。
ちなみにこの頃(2019年04月14日)からにゃんずはケージを出て、LDKに生活の場を移しています。
タオルならど~よ!?的トライ。結果は目に見えていますよね・・・。
くろ、食べまくりです。
タオルはケージ内だけに置いているわけではありません。キャリーの中にも敷いています。
「ケージ内では何らかのストレスでウールサッキングをするが、ケージ外ではしない」との私の仮説は簡単に破られました。
キャリー内のタオルも見事にやられていました・・・。でもケージ内のタオルよりはまだマシです。
2019年07月15日。実際どのくらい食べているのだろう。タオルを新しくしても、やっぱり食べるのかな?(いや、食うだろう・・・)
ちなみに猫はオーガニックタオルですが、人間はセール品のタオルです・・・。
以下が結果です。1週間後の07月21日。
こと、ここに至って私はLDKからのタオル全面撤退を決定いたしました!
このままでは腸にタオルがつまる、あるいは窒息する・・・(>_<)
そらには申し訳ないが、ケージ内のタオルは撤収です。
ケージ内最上段には何もなし。ちょっと休みにくいかな!?
お試しで、キャリー内のタオルは洗濯ネットに入れ、余りを縫ってキャリーに戻してみました。
これが意外と大当たり。くろが噛まなくなりました。何度かトライはしたようですが、ネットが噛み切れずにあきらめたようです。勝った!(^^)!
ケージ内最上段が使いにくそうだったので、ぷち模様替えして、バリバリボウルと水のみを追加。
くろはカーテンやマットは食べないので、これでひと段落。なんとかなって良かった、良かった。
タオルを撤収してからは、くろの💩が目に見えて減りました。
と、ここで終われば「めでたし、めでたし」なのですが・・・。
そして、冒頭。今日のくろの写真にもどります。「くろですが何か? 2019年08月28日AM」の場面です。
あれ、くろさん、屋上ベットの下、ほつれてないですか?
ちょっと、ズームさせていただきますよ!?
食べてるやんけ!!!
ショックです。対策はこれから考えます。
じゃらしもマッサージも毎日ガンガンしてるのに・・・。なぜに、くろ!? 教えてくれ~!!
疲れたので、本日はここまでにいたしとうございます。ではでは・・・<m(__)m>
ウールサッキング(異食症)への対応 その後2019/09/01
くろがケージの最上段から屋上ベットの底を食べてしまうので、その場しのぎですが対応しました!
大きめの紙袋です。屋上ベット下に挟んだだけ・・・。だがこれで下からは食べれまい!
ちなみにベットは、ずれないように糸でケージに括り付けています。
しばらくは様子見です。さて、くろはどう出てくるか!?
屋上ベットの上部は現在無事です(^^♪
ウールサッキング(異食症)への対応 その後2019/09/22
2019年09月22日現在、ゲージ屋上ベットは無事です(^^♪
そして新たなくろのターゲットはここ。
・・・まさかのレースのカーテン。
・・・さすがにカーテンは撤収できません。
被害はここにも!!
レンジフードの上や冷蔵庫の上を自由に行き来するくろ。それをうらやましそうにそらが見ていたので、新たにキャットタワーを設置しました(^^♪ ちょっと通路が狭くなるのは、人間が我慢です。
二匹とも気に入ってくれたようで、よく利用してくれています。
が、最上段の角をくろにやられました(2019月09月18日)。仕方がないのでガムテで補修・・・。
表面がつるつるしたガムテで補修したので、これ以上食べれまい。少なくともこの角からは・・・。購入して約2週間で、一気に中古キャットタワーになってしまいました。
いや、くろさん、そんなドヤ顔で見られても、困ります・・・。
ウールサッキング(異食症)への対応 その後2019/10/30
キャリーの内に敷いていた洗濯ネットに入れたタオル。残念ながら突破されました。「いける!」と思っていたけど、残念です・・・。