2018年03月に以前からダンナと話し合っていた「終の住処(仮)」に引っ越しました。
そして現在(2019年7月)は引っ越し先で、待望の猫暮らし中~(^^♪
これはアラフィフ夫婦が、今後の事を考えてその引っ越しに至るまでのお話です。
住み替える理由
そもそも今回の住み替えは、子どもに恵まれなかった私たち夫婦が「なるべく長い間、ふたりで、自立した生活ができるように」という発想から始まっています。
「50歳になったら、引っ越そう」
以前から二人で話してはいましたが、まだまだ先の話だと思っていました。
が、「30代は早い。そして40代はもっと早い!」と人生の先輩方がおっしゃる通り、確かに早い・・・。あっという間に50歳になってしまいそうです。
そろそろ本格的に動き始めなければ・・・。
住み替えに必要かつ重要なものはズバリ「資金」です。あとは気力と体力!
ですが、一旦資金の話は置きます。なぜなら、用意できる金額は計算さえすればすぐに出せてしまうからです。(計算するまでもなく、だいたい把握できてるし・・・)
すぐに結論がでないもの・・・。
それは「住み替えるってなに?」的な夫婦間の意見調整です。
「なるべく長い間、ふたりで、自立した生活ができるように」するために、住み替えは必要なのか、そこからの確認作業です。
まず、現況はどうか。
住まいは2000年3月に入居した新築マンションで、3LDK(約75㎡)。(2016年の12月に売出すと仮定すると、築16年の中古マンションです)
最寄り駅からは徒歩5分。(ただしホームから駅の入り口まで2~3分かかります。しかもマンションは勾配10%以上の坂の先にあります。よって実際は徒歩10分弱)。5階建ての3階部分で、部屋からの眺望はほぼ無し、日当たり悪し。
まず私が一番不便に思うことはなにか。それは買い物です。
引越し当初はあった近くのスーパー、酒屋、魚屋が無くなったこと。最寄駅には小さなスーパーしかないので、乗換駅で買い物をしてから電車に乗るのにストレスを感じるのです。(スーパー→電車→自宅ではなく、電車→スーパー→自宅にしたい)
一方ダンナが一番不便に思っていることは、駅までの急坂(通勤時パソコンなどを入れているとカバンが重くて、辛いらしい。ダンナは腰痛持ちです)とのことです。
次点で眺望と日当たりあたりでしょうか。思いっきりいまいちなので・・・。ベランダの前が土手で、閉塞感があるのです。
またお互いに気に入っている点は、マンション管理の良さと住環境の静かさでした。
ここで、10年後を予測してみます。「アラ還夫婦が、築26年の、買い物が不便な、坂の上の、マンションに、住んでいる・・・」。
文節ごとで区切るとオーケーなのは「アラ還夫婦がマンションに住んでいる」の部分のみ。他はどぉ~よ!? それ「なるべく長い間、ふたりで、自立した生活ができるように」に反してね!?
現在築16年のマンションなので、住み続けるには10年以内に大規模リフォームも必要となるでしょう。
住み替えるなら、気力も体力も経済力もあるうちじゃね!?
「子どもができても、静かで住環境もいいし、ここからなら大抵の進学先に家から通学もできるし」と、選んだ住居でした。歳を重ねた夫婦が暮らす想定では、そもそもございません。
住み替えるってどんなところに?
50歳で住替える必要性が再確認できたところで、ではどこに?という話になります。
住み替えを考えるにあたって、決まっていることなんて「引越し先は駅近マンション」くらいです。
「駅近」の駅ってどこ? 「近い」って徒歩何分以内? 「マンション」は新築? 中古? もしかしてリノベなんかも考えちゃってる!? で、間取りはどんな??
全てにおいて「???」です。
しかも自分の意見すら、はっきりまとまっているわけではありません。
ということで、今後について、ガチで話し合い(平日は晩酌をしながら、休日はウォーキング中に)ました。
老後の考え方に根本的なずれがあると、後々大問題となります。(例えば実はダンナは田舎暮らしが希望とか、親との同居を考えているとか・・・)
今後どうしたいのか、話し合ったうえでお互いの「終の住処(仮)」についての希望をまとめました。
不思議なもので、話し合うことによって、自分の意見もまとまってきます。
「終の住処(仮)」の(仮)の意味は「「終の住処」のつもりで引っ越すけど、先のことは分からないし、死ぬまでマンションで夫婦2人暮らしは難しいよね、ゆくゆくは高齢者施設も検討することになるのかな!?」的な、柔軟性を意味しての(仮)です(^^♪
住み替え先の条件
基本方針「生活を小さくして、その分便利にする」(もちろん共通認識!)
・同じ区内または隣の区内。(共通認識)
・駅近とは駅から徒歩7分以内。できれば平坦。坂はあってもいいが急坂は避けたい。(共通認識) -急坂を休み休み登るご年配の方を日々見かけていたので・・・。
・現在の住まいより眺望が良いこと。(共通認識) -老後を考えれば、1日リビングで過ごしても問題のない眺望が理想。
・可能なら駅近徒歩5分以内かつ平坦。(主にダンナの主張) -サラリーマン生活は今後も続きます。ローンも組むし。通勤は少しでも楽であって欲しい。
・買い物が便利。(主に私の主張) -毎日のことですし。まあ、重いものは休日に自転車で買い出しするとして。いや、老後を考えれば絶対便利じゃないと。
・間取りは2LDK。(主に私の主張) 一部屋の広さは6畳以上。1人1室+LDK。
・ペット可(主のダンナの主張)←ここが現在の猫暮らしに繋がっています! -住み替えを考えた時点では私はペットに関心無し。むしろ部屋が動物臭くなるからNG。でも今となっては私の方が猫ばかです(^_-)-☆
まだまだ話し合うことは山のようにありますが、売却に備えてこの秋は大掃除ということで話がまとまりました。
<お掃除レポート①>(2016年夏~秋)
和室の押し入れから物を全て出し、隣のリビングへ一旦移動。
生活を小さくしていくわけですから、これを機に不要なものは処分することにしました。身軽になってお引越し希望です。
台所はかなりの難所でした。吊戸棚の扉が一枚壊れたままですが、これはこのまま査定に出すことに・・・。使っていないキッチンツールやお皿も処分です。
お掃除に必要なのは気力と体力!
粗大ごみの処分等もあって、結局大掃除に3ヶ月近くかかってしまいました・・・(>_<)
続きは「暮らし替え②売却から購入までの流れを決める」にて。