くろまめはご飯以外のものも食べます(>_<)
ウールサッキング(異食症)っていうやつです。
タオルから始まって、カーテン、クッション、キャットタワー等々。よって我が家の基本方針は「くろが食べたら即撤去」です。
そら姉、すまん。付き合ってあげて!
猫の為のカーテン選び
2019年11月22日(金)。
パート先から帰宅すると、床マットが食べられていました。そしてその床マットをくろは吐いていました・・・。
食べた量が多かったので動物病院へ直行。事なきを得えて、ほっと一息。詰まってしまったらどうしようと、ドキドキの連続でした。
翌日(11月23日(土))床マットを撤去。
さて、床マットを撤去してとりあえずの安全は確保したところで、問題はカーテンです。
残念ながら、既にレースのカーテンは一部くろによって裾上げされています・・・。
床マットが撤収されたとなれば、次の標的はレースのカーテンに違いない。なんとかせねば・・・。
リビングのカーテンは一般的なドレープカーテン(厚地織物のカーテン)です。これまた一般的な白いレースのカーテンを組み合わせています。
が、くろが食べる以上この組み合わせは今後不可です。
ロールスクリーンも布なので同じ理由で不可。
となると、残るはシェードカーテン(上下開閉)や、縦型ブラインド・・・。
私は猫がカーテンをボロボロにするのは仕方がないと思っています。習性ですものね。
でもカーテンによじ登って、爪が引っかかって身動きが取れなくなるのは困る。まして食べるのはもっと困る!!
シェードカーテン(上下開閉)は猫が登ったり、挟まったりする可能性があるので却下。
消去法で残ったのが縦柄ブラインドです。
猫の為の縦型ブラインドとは
縦型の羽(ルーバー)が並んだブラインドを縦型ブラインドと言います。(バーチカルカーテンや、バーチカルブラインドなどと呼んだりもします)
考えられる縦型ブラインドのメリットは、
・猫の爪が引っかかりにくく登れないので、ケガの心配がない。
・布のカーテンよりも猫毛がつきにくい。
・猫が(たぶん)食べられないので安心。
また縦型ブラインドのデメリットは、
・たたみ代(横に寄せたせるとサイドに生じるブラインドの束)がちょっと邪魔。
・目隠しには不向き!? 眩しい!?(昼間はレースのカーテンのように、目隠しをしつつ日差しを取り込むということができない)
・風に揺れるとバタバタとうるさい。
などでしょうか。
猫の為に縦型ブラインドを注文するには、幾つかの注意点があります。
「開閉方法」と「裾のコード」です。また我が家のように異食症なら「材質」も要検討です。
縦型ブラインドの開閉方法は主に2種類。
「バトン式」と「コード式」。コード式だと猫が引っかかって危ないので、開閉方法は「バトン式」が無難です。
縦型ブラインドの裾はコードなどの紐で一枚一枚が繋がっている場合があります。
スペーサーコードやボトムコードと呼ばれているものです。このコードがあると羽が整然と並びます。閉めた時や、風に揺れた後に羽がきれいに並ぶのは気持ちのいいものです。
が、このコード。猫の為には不要です。間違いなく猫はひっかかります。また噛み切って飲み込んだ場合、紐は非常に危険です!
床マットを処分した翌日(2019年11月24日)、カーテン屋さんを訪問。
「猫が安全なカーテンが欲しいのです」
と、私。
「はぁ」
と、定員さん。
困るよね。普通コーディネイトの相談だよね。
2018年03月に引っ越してきた私たちは、部屋に合わせてカーテンをオーダーしました。
今回の縦型ブラインドは同じお店に発注。なんてったって2年も経ってませんからね。前回のデータ有りで採寸の必要無しです。
で、お店で選んだ縦型ブラインドがコレです。色はグレイが良かったのですが、無かったのでサンプル通りのダークブラウンにしました。
写真の縦型ブラインドのサンプルが、開閉方式コード式で裾の紐有りのものです。
実際に縦型ブラインドを設置してみた
2019年11月24日、縦型ブラインドを注文。
取り付け前日のカーテンの様子です。レースのカーテンはおろか、厚手のカーテンも食べられています。
2019年12月01日、取り付け。(ちなみに取り付けは前回と同じ人でした)
床マットは厚手のマットをお試し中。厚手で硬めのグレイが見つからず、明るめのブラウンに。部屋が一気にグレイ系からブラウン系になりました。
裾にコードが無いので引っかかりません。コードは無くて大正解。にゃんこ、出入り自由💕
これが開閉方法「バトン式」です。どちら側にも開けられるように両側に付けました。
ちなみに、小窓はロールスクリーンなので開閉の為のコードは巻いています。(100均の房掛けを壁に貼り付けて、それにくるくると巻き付けています)。レースのカーテンもくろが噛みつくので、昼間は上がっています。レースのカーテンは現在、存在理由が無くなっています・・・。
この左側に集まった縦型の羽がいわゆる「たたみ代」です。邪魔と言えば邪魔だけど、気にはなりません。逆に整然としていてきれいだと思います。ただし、このままならば・・・。
我が家は塩ビのトイレマット食べた実績のあるくろがいるので・・・。
このたたみ代を目玉クリップで3カ所とめています。
こうなると見栄えはかなり・・・。
仕方ありません。安全・安心が優先です。
窓は東向きなので、朝からがっつり日が当たります。晩秋から早春までは太陽の位置が低いので、内側まで陽射しが入り朝食時にはかなり眩しい!
裾のコードが無い分、羽はちょっとばらけます。
約11か月使用後の縦型ブラインド感想
・猫の爪が引っかかりにくく登れないので、ケガの心配がない。
⇒ 登れません(^^♪
・布のカーテンよりも猫毛がつきにくい。
⇒ ほとんど猫毛はつきません。
・猫が(たぶん)食べられないので安心。
⇒ 今のところ食べていません。いや、そのために2年も使用していないカーテンを交換したんだし!
・たたみ代(横に寄せたせるとサイドに生じるブラインドの束)がちょっと邪魔。
⇒ 特に邪魔には感じないが、我が家は目玉クリップで止めている分見栄えが悪い。
・目隠しには不向き!? 眩しい!?(昼間はレースのカーテンのように、目隠しをしつつ日差しを取り込むということができない)
⇒ 基本的に開けているか、閉めているかで使用している。昼間の目隠し効果は元々期待していないのでオーケー。晩秋から早春にかけて朝食時に羽を斜めにして日差しを調節しているが、結構眩しい。
・風に揺れるとバタバタとうるさい。
⇒ 窓を開けるのはブライドを開けて、換気をする時なので、そもそも風に揺れない。
現時点(2020年11月03日)での結論は、縦型ブラインド作戦成功です。このまま成功の日々が続くのを祈るばかりです。
なにに祈るって? もちろんくろまめにです! くろさん頼みますよ!!