猫と暮らす場合、キッチン関する考え方は大きく分けて2通りだと思います。
①猫がキッチンに入れなくする。
②猫がキッチンに入っても安全なようにする。
つまり「入れる」か「入れない」かの2択・・・。
我が家の場合は、調理中のみキッチンに猫が入れないようにガードする戦法を取り入れております。
と言うか、試行錯誤の末、この戦法に落ち着きました。
入って欲しくないけど、間取りの関係上クローズにはできません。メンドクサイけど、毎回ひと手間かけることにしました。にゃんずの安全第一です(^^♪
我が家のキッチン
まず、大前提条件として、我が家のキッチンはクローズにはできません。シンク側(ⅬÐ側)には棚も柱もないからです。
そりゃもう、にゃんず入りたい放題。むしろ「キッチンににゃんこウエルカム」なのか?ってくらいオープンです。
もちろん、調理中にもにゃんずはやってきます。はっきり言って、危なくて料理できません!
そらもくろも慣れないうちは、遠慮がちにやってきましたが、今では遠慮もへったくれもありません。突進してきます。
よってキッチンのクローズは必須です!
朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん。
お昼はいない時も多いので、基本的には1日2回台所をクローズします。
これがクローズした状態です。
これで調理をして・・・。
ワイヤーネットをずらしてご飯を食卓に出し、
食べ終わったらまたネットをずらして食器を下げます。
一時的なクローズキッチン
ではご飯を食べた後に、どのようにクローズした台所をオープンにしていくかをご紹介致します。
①すべての食器や鍋類を洗い、拭いて、食器棚にしまう。カウンターや調理台も拭く。
写真のような状態で片付け終了したらところから、スタートです。
②ガス台も拭いたら、カバーをかける。火が付かないようにチャイルドロックも忘れずに。分かりやすくテプラを貼りました。
カバーをしないとガス台もにゃんずが舐めます・・・。
③二か所のワイヤーネット、計4枚をしまう。
ワイヤーネットは冷蔵庫の横に立て掛けています。
ちなみにこのワイヤーネットは、網戸の脱走防止用として購入したものを流用しています。
設置しようとしたのですが、左右の棒を突っ張って、更にフェンスの位置を合わせてとなかなか難しい。上手に付けられませんでした。
④ペットボトルを移動する。
1本はガス台のカバーの上に、2本はまた使うので邪魔にならない位置に。
ガス台のカバーは固定されているわけではないので、重しがないとにゃんずが動かします。そしてガス台を舐める・・・。
⑤シンクにフタをする。
スポンジ類を水切りネットの下に移動して、シンクにフタをし、重し代わりにペットボトルを置けば完成です。
⑥最後に布巾類を洗面所に移動する。
以上です。
簡易クローズキッチンですが、とりあえず安全に調理できるようになりました。
一時的クローズキッチンが出来上がるまで
ここに至るまで、失敗を繰り返しました。
シンクはフタの重しのペットボトルを置き忘れると猫ホイホイになります・・・。
シンクの蓋は隙間からくろが手を突っ込みました。そしてその足でリビングを闊歩するので、肉球印が床に刻印されます。なので蓋の下にPPシートやワイヤーネットを取り付けて・・・。
現在の蓋です。何度か改良して、やっとくろの攻撃に耐える蓋になりました。
手前はPPシートですが、蛇口の下はワイヤーネットと金網で、水が流れるようになっています。
ワイヤーネットに結束バンドで取り付けたPPシート。高さが足りず、くろが手を伸ばしてきます。結局この倍の高さのPPシートにしました。
一時的なクローズキッチンの問題点
オープンキッチンの状態での問題点です。
食器棚のカウンターの上です。くろは下から飛び乗るのではなく、冷蔵庫から降りてきます。
にゃんずが入っても安全なように物を詰めて置いて乗れなくしたり、突っ張り棒とワイヤーワイヤーネットの組み合わせで侵入を阻止しているつもりなのですが、なかなか思い通りになりません。
お買い物後に食品を整理していると、くろが飛び乗ってくる場合があります。
生鮮食料品の仕分け時は要注意です!
ごはんの準備を始める前に、キッチンをクローズするわけですが・・・。
そもそも、既にキッチンににゃんずがご滞在中の場合もあります。
これは厄介なパターン。くろだけなら、抱っこして降ろすのですが後ろにそらもいます。
仕方がないので、にゃんずの食品庫を開けてカリカリを2粒だけ出します。食べるのが大好きなそらくろはエサに釣られて降りてくるので、一粒づつあげてキッチンをクローズします。
でも冷蔵庫に上がるとおやつが貰えると思われたくないので、あまり使いたくない手です。
一時的なクローズキッチンのと言っても簡易的なものなので、横はガラ空きです。飛び乗ってくる場合があるので要注意です。
猫とオープンキッチンのまとめ
オープンキッチンに猫が完全に入らないようにするのは無理です。
もし入らないように囲えたとしても、それはもうオープンキッチンではなくクローズキッチンです。
私が気をつけているのは、キッチンを清潔に保つことと食品を出しっぱなしにしないことのふたつです。
にゃんずのお陰でキッチンは私史上一番きれい💖
ガス台は都度拭くし、にゃんずが乗る冷蔵庫の上やレンジフードの上もマメに掃除してるので。
「埃では死なない」と豪語して、ダンナに呆れられていた昔が嘘のようです。
2021年07月。そらまめ&くろまめ約3歳2か月(人間で言えば20代後半)。
いずれ年をとったら冷蔵庫やレンジフードには登れなくなるでしょう。この簡易クローズキッチンも不要となり、オープンキッチンに戻る日も来ると思われます。
でもそれはそれですごく寂しい。
面倒くさいけれど、一日でも長くこの一時的なクローズキッチンを使用していたいです(^^♪
以下キッチン関連記事です。そこまで注意しなくてよかった頃もありました。