「引っ越しをしたら、いずれ猫を飼う」
それはペット不可のマンションに住んでいた頃からの、ダンナと私のお約束。
初めての猫カフェ
2018年03月に終の住処(仮)に引っ越しました!
そう、とうとうあのお約束を果たす時が来たのです。
2020年オリンピックイヤーに我が家に猫がやってくるかも!?というのが当初の予定でした。2年間は新築を楽しみつつ生活を整えようという計画です。
2019年2月初旬。にゃんこを我が家に迎え入れるまで、あと一年。無いとは思いますが、猫アレルギーがあると一発計画断念なので、とりあえず猫カフェから初めてみよう、ということになりました。
初めて訪れた猫カフェは、休日の午後だったこともあり、大変混雑していました。
ゆっくりと猫と触れ合うなどほぼ無理・・・。(猫カフェ自体は雰囲気のいい場所でした。スタッフさんたちの対応も良し)
でも、楽しかった。猫かわいい!(^^)! キャットタワーや、キャットウォークも初めて実物を見ました。
ダンナはちょっとでぶっちょの黒猫を推し、私は三毛の子猫を気に入り・・・。
いや、待て。ダンナは茶トラ、私はキジ白が好みではなかったのか!? 猫様恐るべし。実物の破壊力抜群!
くしゃみや鼻水等、夫婦ともに無かったので、これはいける!という結論になりました。この時点で、いずれ我が家に猫をお迎えすることが確定したわけです。
私たちは共働きなので「猫はお留守番のできる年齢で兄弟2匹」がお迎えする条件です。この条件については100%私の希望で「うちの子ならなんだってかわいいんだから、お前が決めていいよ(^^♪」と言っていたダンナは「猫🔰なのに2匹?」と驚いていたようでした。
でも、日中留守にするなら2匹一緒のお迎えは譲れないような気がしたのです。
初めての里親会(譲渡会)
「どうせなら、里親会(譲渡会)も一度見ておこう」となるのは、当然の流れだったかもしれません。当時里親ブログにキジ白の兄妹が掲載されていて、こんな子たちが将来うちに来るのかなとワクワクしました。
とにかく「百聞は一見に如かず」。行って見ねば。
2019年02月24日。「横浜動物里親の会」主催の譲渡会を覗いてみることにしました。もちろん会の「譲渡条件」は熟読済です。将来的にいざ審査となっても、これならクリアできるはず。
里親会はペットショップの一角で行われていました。
猫たちはキャリーに入っていて、キャリーの上にはその猫たちのプロフィールが置かれています。怯えてかたまっている猫、寝ている猫。様々な猫たちです。また、2月だったこともあり子猫たちはいませんでした。
・・・そこで、私は気になるにゃんずを発見。・・・気になる。・・・なにかわからないけど、すっごく気になる。
一緒に住むならこの子たちじゃないかなという、意味不明の予感(ただ私好みだっただけかもしれませんが)。
ダンナはどうだろうと気になりつつも、初めての里親会は終了しました。
その夜、当然話題は里親会の話になりますよね。
「シャムミックスと黒猫の姉弟いたよね。どう!?」
「どうって、なにがどう!?」
ダンナは「縁だから気に入った子がいたら、お迎えすれは!? 今でも一年後でも大差ないし」とは言っていました。でも予想では私はキジ白兄妹だったらしく、彼らを指名するとは思ってもいなかったようです。
しかも私は頑なに猫を飼うなら来年と主張していましたし・・・。(最初の2年はローンの繰り上げ返済を最優先に!が私の主張)
そりゃ「何言ってんだ、お前っ!?」ていう反応になりますよね。
ともあれ、ダンナも即同意。にゃんずウェルカム💖
翌日里親会に電話をかけ、次の会で審査を受け、無事合格し、譲渡が決定したわけです!(^^)!
にゃんずが我が家にやってきた!
2019年03月24日。その日、保護主さんに連れられて、そらとくろはやってきました。
里親会のお約束は「ケージ飼育から始めること」です。
まずはにゃんずにケージをテリトリーとして認識してもらう作戦。面倒なようで、慣れるのには近道だそうです。
保護主さんがキャリーからケージに移そうとしても、怯えて動かず・・・。なんとか移動に成功するも、にゃんずは一目散にケージ下段のトイレを動かしその裏側に・・・。
譲渡条件の一つに「ケージをご用意いただきます」という項目がありました。
確かに・・・。ケージが無かったら、家庭内野良の道もありえたかも・・・。怯え方が半端ない・・・。
しばらく様子をみていましたが、買い物があったので2時間ほど外出。帰ってきたらケージの最上段に、にゃんずは移動していました。
今思い返すと、タオルケットなどをケージに掛けて、少しでも安心できるよう外が見えないようにした方が良かったかもしれません。
そして迎えた、初日の夜。
そりゃもう、びっくりするほど大騒ぎ! あまりの賑やかさに、部屋の換気扇を全て閉めたほど・・・。
うちら夫婦にとって、ここは終の住処(仮)なの・・・。近隣トラブルは避けたいの・・・。
もちろん私たちは一睡もできません・・・。
翌朝の写真がこちら。
ただ、夜のうちにご飯を食べ、トイレも済ませてくれていたので、そこは安心しました。食べない(トイレにも行かない)猫も多いと聞いていたので・・・。
そしてその後3日間、真夜中の大騒ぎが続き、アラフィフ夫婦はかなりの消耗・・・。
特に2日目の夜の大騒ぎには、ちょっと心が折れそうになりました。(うちら夫婦は猫🔰よ。そら、くろお手柔らかにね・・・)
とにかくにゃんずに声をかけつつ、トイレ掃除をすませ、ご飯を用意して・・・。「お世話させていただきますね💖」な感じで接し続けて・・・。
すると3日目にトイレ掃除をしようとしたら、にゃんずがケージ下段に降りてきました。
もしかして歓迎ムードか!? しかも、私たちの目の前でご飯とお水に少しだけ手つけた!
なんとか最初の一山を越えたのかもしれません(^_-)-☆
警戒モード丸出しだけど、撫でさせてくれるようにはなりました。
譲渡にあたって、保護主さんからキャットフードや猫砂、水入れなどを差し入れいただき、大変助かりました。特にキャットフードや猫砂は、なるべく同じものを最初は使いたいと考えていたので。
そして猫🔰の私たちに、暖かいアドバイスもいただきました。
保護主さんはボランティアで猫を保護しています。保護には時間とお金がかかり、また愛情がなければその行為はできません。その思いを引き継ぐ形で、これから猫たちと過ごしていければと思っています。